ディスクリプションとは

ディスクリプションとは、タイトルやタグ文章などの下層に記載するための補足文章のことを言います。タイトルやhタグの内容を支える役割を担います。

ディスクリプションの書き方

ディスクリプションは、ユーザーのアクションを支えるために書きます。ユーザに学習をさせるために書くのではなく、メインのアクションを支える情報だけを記載します。

分量に配慮する

ディスクリプションは、長くても3文以内に抑えます。改行せずに1行で記載します。それ以上詳細な内容を書く場合には、別の詳細ページを設けてリンクします。

読み飛ばしてもよいように書く

ディスクリプションを読まなくても、ユーザーが理解して次に進めるように書きます。ディスクリプションの内容はあくまで補足情報のため、読まないと意図する操作が理解できない状態は望ましくありません。もっとも重要な情報を含んだキーセンテンスは1文目に書いて、さらに必要がある人だけが2文目以降を読めばよいようにします。

このメールアドレスに、住所などが記入された入力ページへのリンクが届きます。申込確認や申請状況も届きますので、メールアドレスを入力してください。

メールアドレスを入力してください。入力したメールアドレスに、入力を続けるためのリンクや、申請状況の確認といった重要な情報が届きます。

別の話題を補足しない

「また...」などを使って、別の話題を無理やり入れないようにします。補足したい情報がある場合には、ディスクリプションには入れず、補足のデザインを設けて記載します。

ヘルプの情報は入れない

ヘルプに入れるべき情報はディスクリプションに入れず、ヘルプのデザインを設けて別ページで説明します。

以下のように、「?」から詳細にリンクできるようにします。
help design
出典:Google Search Console

不要な記号はつけない

文頭の「※」や「()」など、補足であることを意味する記号はつけません。ディスクリプションであることが分かるようにデザインされていれば、記号をつけなくても意味が通じるためです。

無駄な言葉を省く

なくても意味が通じる言葉を省きます。たとえば「について」「という」といった余分な言葉をなくして文をシンプルにします。

デザインを加えない

ディスクリプションのテキストには、赤文字や太文字といったデザインを用いません。ディスクリプションは読まなくてもよいように書く必要があるためです。必ず読ませたい注意事項がある場合には、ディスクリプションの1文目に書く、ヘルパーテキストを用いる等の方法で回避します。重要な注意事項の場合には、チェックボックスを用いて自己チェックを促す方法も検討します。

ヘルパーテキストは、入力欄の下に配置するサポートテキストです。
 helpertext
出典:MATERIAL DESIGN

敬語の扱い

ディスクリプションには過剰な敬語を使用しません。設定したボイス&トーンによって、どのくらいの敬語の程度を使うかを決めて、それに沿って使用します。